千葉県東金市のお客さまより、アルファードの鍵を作製して欲しいと入電がありました。

2006年式のアルファード（ANH10）ですが、鍵はあるのですが、エンジン始動が不安定です。別のスペアキーでも同じような症状で困っています。鍵屋さんではなく、車屋さんに相談したほうが良いのかもしれませんが、見てもらえないでしょうか？

2本ある鍵で両方とも同じ症状であれば、鍵の問題ではなく、鍵が刺さるシリンダー部分を疑う必要があります。それ以上のこととなると鍵屋の範疇を超えてしまう可能性がありますが、どこかで待ち合わせをして拝見させて下さい

結論から言いますと部品交換にて無事解決いたしましたが、今回は説明をするにあたり、まずはイモビライザーについてご説明します。

イモビライザーを簡単に説明しますと、どの鍵を利用してこの車のエンジンを始動するか車内のコンピューターにあらかじめ情報が登録されていると考えて下さい。登録されていない鍵ではドアの施錠・開錠はできますが、エンジンはかかりません。イモビライザー搭載車の鍵にはICチップが入っており、車と通信を行えるようになっています。そして今回のアルファードは全車イモビライザーが標準搭載されております。

ディーラーに相談するとコンピューター丸ごと交換を言われそうで高くつきそうですね

今回のケースでは「トランスポンダ・アンプリファイア」という、車側のイモビライザーのアンテナ部分（コイルや基盤）が故障している可能性もあります。あくまでも過去事例からの実績となるため、全てがこれで改善するとはお約束出来ませんが、部品交換対応を行うことは出来ます。今回はこれで無事解決しました。

こちらのシリンダー部分をLEDライトで装飾したり社外品に取り替えたりした場合に、こういったトラブルになるケースがあります。他にも似た事象で、プッシュスタート方式の車で、プッシュスタートボタンを取り替えてしまった場合にもイモビトラブルになる事例がありますのでご注意下さい。

今回掲載させていただいたアルファード以外にも、トヨタ車の鍵でお困りでしたらロックワンにご相談下さい！鍵開け(インロック、インキー、キー閉じ込め) 鍵作成(全部紛失、予備キー作製)など、鍵に関するトラブルには全て対応させていただきます。また、自動車・バイクに限らず、住宅や金庫、机からカバンに至るまで、鍵の関係するものは全てロックワンにお任せ下さい。